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国会 第41条~第64条
第54条 衆議院の解散・特別会、参議院の緊急集会

【生徒】 次に憲法54条は3項まであって長いですね・・・。

【弁護士】 一気に説明はできないから、順番に見ていこう。
まず、54条1項は「衆議院が解散されたときは、解散の日から四十日以内に、衆議院議員の総選挙を行ひ、その選挙の日から三十日以内に、国会を召集しなければならない。」としている。ここで召集される国会が特別会と呼ばれるものです。

【生徒】 選挙の日から30日以内に特別会を招集しなければならないのはなぜですか?

【弁護士】 選挙があると新しく民意が国会に届けられたことになる。そのため、この新しい民意を内閣にも反映するために、内閣は特別会が召集されると総辞職しなければならない。そして、新しい内閣総理大臣を国会で指名するんだ。

【生徒】 なるほど!選挙で政権交代が起きたときには特別会で新しい内閣総理大臣が選ばれてるんですね。

【弁護士】 その通り。
次に54条2項は、「衆議院が解散されたときは、参議院は、同時に閉会となる。但し、内閣は、国に緊急の必要があるときは、参議院の緊急集会を求めることができる。」としている。これは、解散によって国会の会期が終わることを示しています。

【生徒】 ん?ちょっとよく分かりません。

【弁護士】 国会は衆議院と参議院で構成されていて、両議院は同時に活動します。そのため、衆議院が解散すると、参議院の会期も終了することになるんだ。

【生徒】 なるほど。但書の部分は、緊急事態に備えた規定ですね。

【弁護士】 その通り。参議院だけで国会の仕事を代行させることになる。そこで、54条3項は「前項但書の緊急集会において採られた措置は、臨時のものであつて、次の国会開会の後十日以内に、衆議院の同意がない場合には、その効力を失ふ。」として、衆議院の同意を要求しているんだ。

【生徒】 あくまで衆議院と参議院がそろって国会ということですね。

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