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国会 第41条~第64条
第62条 議院の国政調査権

【弁護士】 次は憲法62条です。62条には「両議院は、各々国政に関する調査を行ひ、これに関して、証人の出頭及び証言並びに記録の提出を要求することができる。」と規定されています。国政調査権というものです。

【生徒】 国政調査権という言葉はどこかで聞いたような・・・。証人を呼んだり記録の提出を求めることができるとされていますが、一体何のための権利なんですか?

【弁護士】 一般に国政調査権は議院の活動をサポートするための補助的な権利だと考えられているね。そのため、国政調査権の範囲は議院の活動のために必要な範囲とされるから、非常に広汎ということになる。

【生徒】 国政調査権の範囲には限界はないんですか?条文では何も規定されていないようですが・・・。

【弁護士】 一定の限界はあるよ。まず、司法権との関係が問題になります。司法権は独立していると考えられているため、裁判に不当な影響を与えるような調査はできないんだ。

【生徒】 裁判官の裁判の進め方を調査されたりしたら、裁判がやりにくくなりますもんね。
そう考えると、検察にも同じことがいえると思うんですが?

【弁護士】 そうです。検察も裁判に関わることから、起訴するしない等検察官の判断に不当な影響を与えるような国政調査権の行使はできないです。

【生徒】 他には限界はありますか?

【弁護士】 当たり前だけど、いくら議院の活動に必要があっても、国民の人権を侵害するような国政調査権の行使もできないね。

【生徒】 なるほど。

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